個人麺談

大学院生が「食べたラーメンの感想」を書くブログ

濃厚鶏スープですばやさ+1!? 麺屋NOROMA

元祖ラーメン激戦区、京終

昔は京終に無鉄砲がありました。
今は木津に移転して、数こそ少なくなりましたが、今でも脈々とそのラーメン激戦区の雰囲気を残したままでいるのがここ、京終です。
今回は、京終で最も有名なラーメン店の一つ、麺屋NOROMAに行ってきました。
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営業中。
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麺屋NOROMAは元喜神と同じく、鶏白湯専門のラーメン店です。(また今度記事を書きますね)
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もちろん、メニューには鶏系のスープのラーメンとつけ麺しかありません。(一時期は魚介系のラーメンを出したこともあるそうですが)

また、麺屋NOROMAといえば店員さんが面白Tシャツを着ていることでも有名です。
店名がノロマなのに「すばやさ+1」とはいったい…

濃厚だけど後味アッサリが同居する鶏白湯スープ

まず頂いたのは特選鶏そば。
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出てきて目を引くのはレアに仕上げられた脂ののったチャーシュー。
鶏そばにはチャーシューが2枚、特選にはチャーシューが4枚乗ってきます。
食べごたえバツグンで、チャーシューというよりローストポークのような雰囲気があります。
スープは濃厚で、こってりのようにも思えますが、どちらかといえば脂の濃さではなく鶏の旨味がダイレクトに感じられます。
おかげで後味はさっぱりしていて、チャーシューのボリュームを考慮しても最後までさっぱりおいしくいただけます。

一味違う鶏白湯つけ麺

つけ麺も頂きました。こちらは特選ではなく普通の方。
f:id:ma-aqua:20140131111203j:plain(味玉は普通はついていません)
こちらもどーんとチャーシューが乗っています。
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見てくださいこのサシ、そして火の通り具合。
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一方でスープの方はシンプルな感じ。
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鶏の旨味をそのままスープにした鶏そばに比べて、つけ麺は一味違います。
少し甘酸っぱ目の味付けがされており、平麺によく絡みます。
脂も少し濃くなっており、鶏そばに比べてコッテリ系。
麺の量も相まって、つけ麺は並盛りでお腹いっぱい大満足になります。
また、つけ麺にはスープ割で、柚子、葱、魚介スープを足してくれます。
こちらは先ほどのこってりから一転して柑橘の香りがスープをさっぱりさせ、〆にピッタリな味付けになります。
鶏白湯と魚介スープの組み合わせもGood。

感想

豚骨が主流の奈良では珍しい鶏白湯ですが、味は洗練されており、病み付きになります。
特に、チャーシューとの相性が抜群で、このチャーシューは他の店にはない仕上がり。
個人的には、鶏そばが大変気に入りました。

詳細


麺屋NOROMA